まずはAvidaとはどんな企業なのかということですが、フィリピンにはアヤラ財閥というものがあります。
名前の通り財閥です。
アヤラランドという会社がありここが国内最大手のデベロッパーとも言われております。
その中でも商品分けをクラス分けしており、
・超高級志向の【Ayala land Premir】
・高級志向の【Alveo Land】
・ローカル向け高級志向の【Avida Land】
に分けられています。
今回はこの中では1番庶民向けとされているAvida Landに行ってきました。
今回紹介されたのは2物件で
①Asten Tower
②One Antonio
です。
①Asten Towerですが住所はマカティ。RCBCから歩いて10分くらいの距離です。
こちら地図です。
立地的には抜群だと思います。マカティ勤務の方はどこでも歩いて行ける距離ですし、ブエンディアが近くにあるのでパサイ方面、マカティ、ボニファシオ方面にも行きやすいですね。
全部で3棟構成になるみたいです。3方を住居棟で囲んで1方はあけて開放感を出している感じだと営業の方が言ってました。
アメニティエリアはプール、ジム、ファンクションルームなど基本のアメニティはしっかりとあります。
エントランスとなる1階には商業スペースが設けられるようで、恐らくスパーマーケット、ランドリー、ミネラルウォーターなど生活に便利なテナントが入ると思います。
外観はリゾートタイプと言った感じでは無く、シンプルですが少しシックな感じでスマートな外観ではないでしょうか?
外観とアメニティ、1階の商業スペースなど便利でそこそこいい物件、立地かなという印象です。
自分は好きです。
肝心の価格のほうです。
まずは2ベッドルームです。大きさは61sqm 19階
総合価格
約840万ペソ
支払い方法
いろいろな支払い方法がありますが、Avidaはまずは頭金で10%の支払いが必要です。(840万の10%なので約84万ペソ)
そしてもう10%を2年間の間で支払うというシステムです。(もう84万ペソくらい)
ここまでを総称してダウンペイメント(前金)などといいます。
基本的に完工するまでがこのダウンペイメントで完工して移り住んでからは、銀行のローンなどで支払いをするのがAvidaのシステムでは大半を占めるようです。
要するにまずは
→840万の10%の84万ペソを払わないと購入手続きに入れない
→次に2年以内にもう10%の84万を支払う(月ごとに決まった額を支払う)
ちなみになぜ2年かというとあと2年で完工して移り住めるからです。これは各建物が後どれくらいで完成するのか、それによって何年で10%支払うのかは変わってきます。
→残りの80%をローンで支払う(5年、10年、15年、20年)くらいが普通
といった流れです。
考察
このAsten Towerですが、自分としては好きです。立地もいいし、アメニティ類も特に不満はありません。
ただやはり立地的に価格が自分に取っては高いかなと感じます。
今フィリピン、特にマカティは価格上昇が激しいですが、61sqmの2bed roomで840万ペソは相場だと思いますが、それなら少し郊外でもっと大きな面積の部屋を安く買いたいなと言うのが自分の考えです。
ただこのAsten Tower相場価格的に見るとおすすめです。
まだTower2とTower3は空きがあるとのことですので、興味ある方はグロリエッタのショールームへどうぞ。
サンプルでその他の間取りもどうぞ
次に②のOne Antonioという物件です。
One AntonioもAsten Towerから近くRCBCから10分かからないくらいの距離です。
このOne Antonioは高層コンドでは無く低層コンドになります。
マカティエリアでは土地を大きく取りにくいため、どのデベロッパーも建物を上に伸ばして部屋数と総面積を稼ぐというやり方が普通でしたが、このOne Antonioは建物を低層にしてその分土地を大きく取り、ビジネスエリアのマカティでも騒音や排気ガスなどから離れて生活ができる様なコンセプトで開発されているのだそうです。
魅力的ですね。
建物内も風や光を取り入れるために吹き抜け構造になっており、従来のAvidaの高層コンドとはコンセプトが全く違います。
立地もOKで自然も多く、都会を感じさせないコンセプトで好感が持てます。
では価格にいきましょう。
2ベッドルーム 52sqm 2階
総合価格 830万ペソ
支払い方法 上記と同じです。
10%の前金とこちらは3年でもう残りの10%合計20%を支払うことになります。
ちなみに3年間支払うダウンペイメントは月で約22,500ペソになります。
駐在員のお給料なら良心的ではないでしょうか?無理なく支払える額だと思います。
次に3ベッドルームです。
3ベッドルーム 63sqm 2階
2ベッドルームより10sqm大きくなります。
そして価格です。
総合価格 980万ペソ
10sqm大きくなるだけで150万ペソ上がりましたね。やはり都会の土地は怖いですね。
3年間の10%支払いは月に36,000くらいです。
こちらも結構優しい支払い額だと思いますが、10sqm増で150万ペソアップは少し考えてしまうものがありますね。
考察
自分的にはこの都内での低層コンドは好感が持てます。
ただフィリピン人向けと考えると、高いほうが高い、偉い、リッチに見えるという考えが強い(勝手な印象)のでフィリピン受けするかはわからないです。
ただ低層コンドですが、周りは高層ビルだらけで実際は目のやり場で暗くなってしまうかもしれません。
こればかりは実際に立ってみないとわからないです。
次回はAyala Landの高級向けのALVEOかSMショッピングモール系列のSMDCかをピックアップしたいと思います。
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